【5/13~19】GoogleがAI検索「AI Overviews」を開始 など
GoogleがAI検索「AI Overviews」を開始
引用:https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/81034#goog_rewarded
概要
Googleが生成AIを使ったネット検索サービス「AI Overviews」を開始します。検索語を単語ごとに区切らず質問の文章をそのまま入力することで、要約形式の回答が得られるようになります。
例えば、「寮で生活している大学生向けに、節約と電子レンジ対応を考慮して、7日間の食事プランを提案してください」と入力すると、7日間の食事プランを節約と電子レンジ対応を考慮したレシピを画像とともに表示してくれます。
試験運用では評判が良く、Googleはこのサービスに自信を持っているものの、同社を支えている広告収入や報道機関との関係への影響が懸念されています。まずアメリカで開始し、2024年末までに世界10億人以上に展開を予定しています。
考察
この生成AIを使った新しい検索サービス「AI Overviews」では上記の通り、質問をそのまま入力するだけで要約形式の回答を得られるようになるため、従来の検索結果ページに表示される広告のスペースが減少し、クリック率の低下が懸念されています。また、AIが直接回答を提供することで、Webサイトへの直接的なトラフィックが減少する可能性もあります。
SEOも従来のキーワード最適化に加え、ユーザーの質問に対して有用な情報を提供する新しい手法が求められるのではないでしょうか。例えば、AIがそのままユーザーの質問に対応できるFAQ形式のコンテンツを作成することが考えられます。その際には、AIがそのFAQを要約する際に参照しやすいよう、簡潔かつ具体的な回答を作成したり、コンテンツの意味と構造を理解できるようにする必要があります。
「AI Overviews」の登場によって、ユーザーがAIによる要約に満足し、深掘りした情報を探索しなくなる可能性があるため、コンテンツ消費のパターンも変わるかもしれません。
#Webマーケティング全般 #SEO #広告運用(Googleなど)
関連リンク:https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/81034#goog_rewarded
資料が分かりにくいサービスを検討から外す人が半数以上
引用:https://www.profuture.co.jp/mk/column/47708
概要
株式会社LOOVは、法人営業担当者とBtoBの購買検討者を対象に意識調査を実施しました。調査結果によると、現在、半数以上の営業担当者が自社サービスを紹介するためにPDF資料を送付していますが、その資料が顧客に十分に伝わらないことに不安を感じています。購買検討者の多くは、資料がわかりにくいと感じ、それが購買決定にマイナスの影響を与えています。また、意外にも購買検討者は資料の補足や解説を動画で見たいと感じていることが明らかになりました。しかし、現状で動画を活用している営業担当者は30%未満にとどまっています。
考察
上記の通り、従来のPDF資料を送付する手法は限界に達しています。調査によれば、多くの営業担当者がPDF資料だけでは不十分だと感じており、購買検討者も同様に不満を抱いています。このギャップを埋めるためには、動画を活用したコンテンツ形式への移行が不可欠です。動画は視覚的で直感的な情報伝達が可能であり、複雑なサービスや製品の説明に適しています。
動画作成にはノウハウとコストがかかるという認識が広まっていますが、必ずしも手の込んだ動画が必要なわけではありません。ZoomやGoogle Meetなどの簡易的な録画機能を活用することで、営業担当者が自ら動画を作成し、迅速に情報を提供することが可能です。これにより、コストを抑えつつ効果的な動画コンテンツを作成できます。
このような動画コンテンツの作成と活用により、顧客エンゲージメントを高め、情報伝達の効率を向上させることが求められます。コストや手間を抑えつつ、効果的な動画戦略を展開することで、競争力を維持し、顧客満足度を向上させることが可能になるのではないでしょうか。
#BtoBマーケティング #データ分析