
初心者でもわかるSEOの全体像!SEOとは何かメリットを徹底解説
「SEOって一体何なのだろう…」
「SEO対策ってよく聞くけど何から始めたらいいんだろう…」
このようにお悩みの方はいらっしゃいませんか?
SEOの知識を身につけ実践していくことには、ウェブサイトからの集客が容易になったり、新たな顧客の獲得につなげられたりするなど様々な利点があります。
そこでこの記事では、SEOについて詳しく説明するとともにその始め方なども合わせて説明していきます。
この記事を読んで、あなたもSEO対策を始めてみませんか?
Webマーケティングにお困りの方へ
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株式会社NIBALは戦略設計から実行までを一気通貫で行っており、SEOに関するコンテンツ制作はもちろん、Webサイト制作や広告運用、 LINEやYouTbeなどのSNS運用にも対応しています。ぜひお気軽にお問い合わせください!
目次
1.SEOとは?SEOの定義と目的を解説
SEOとは、Search Engile Optimization(サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)の略称であり、日本語では「検索エンジン最適化」といいます。
ウェブマーケティングでは、ウェブサイトへの流入獲得施策が2つに大別され、SEOなどによる自然流入とリスティング広告など広告流入の2種類があります。
SEOはウェブサイトやウェブページが検索エンジンでより高い順位で表示されるようにするための施策全般のことです。
例えば、Googleで「中古車」と検索すると、中古車にまつわるウェブサイトが多数表示されます。
この検索結果のウェブサイト一覧の中で上位を獲得するために行うのがSEOです。
SEOの目的は、特定のキーワードやフレーズに関連する検索結果で上位表示を実現し、ユーザーにとって有益な情報を提供することで自社商品・サービスへの認知・好感を促すことです。
SEOを対策することにより、企業は自社ウェブサイトへの訪問数を増やし、新たな顧客の獲得へとつなげることができるため売上アップが見込めます。
2.SEOのメリット
SEOのメリットには具体的にどのようなものがあるのか紹介します。
ここでは、以下の3つのメリットをご紹介します。
- 問い合わせや製品購入などのコンバージョンにつながる
- 広告費を削減することができる
- ファンを獲得することができ、長期的な関係構築が可能になる
それぞれ紹介します。
(1)問い合わせや製品購入などのコンバージョンにつながる
SEO対策を行うことで、ウェブサイトへのアクセスが増加し、ビジネスにおけるさまざまなコンバージョンにつながります。
コンバージョン(CV)とは、ウェブサイト上で獲得する「最終的な成果」のことです。
なぜSEO対策を行うことがコンバージョンにつながるのかというと、ウェブサイトへのアクセス数の増加は企業のサービスや製品について知る機会を提供し、そこから新たな顧客の獲得に繋げられるからです。
例えば、私たちがGoogleなどの検索エンジンで何かをリサーチするとき、検索結果上位のウェブサイトに対して「みんなが利用していそう」「安心そう」といった感情を抱き、上位にあるウェブサイトを閲覧することが多いです。
そのため、検索上位のサイトは閲覧数が多くなり、その分多くの人に認知されるため、新たなコンバージョンにつなげやすくなります。
このように、SEOの実施により、企業は新たな顧客を集客してそこから新規の問い合わせや契約を得ることができ、売上アップが見込まれるでしょう。
(2)広告費を削減することができる
SEOによってウェブサイトが検索エンジンで上位に表示されると、広告費を大幅に削減できます。
なぜなら、ウェブサイトが上位表示されることで広告を出稿する必要がなくなり、その分のコストカットが見込まれるからです。
例えば、月20万円広告費をかけていて、年間240万円の広告費の場合、年間で240件獲得できていれば、CPA(顧客獲得単価)は1万円となります。
一方で、月20万円SEOに費用をかけて、順位が上るまでの3カ月は月に5件の獲得でも、検索上位を獲得するようになることで1位になり月40件獲得できた場合、結果的にSEOでは年間375件獲得と広告に比べて同じ費用でもより獲得単価を抑えて獲得ができます。
ただしここで注意しなければいけないのがSEOを行ったからといって必ずしも上位表示されるわけではないことです。
また、SEO対策のメリットは、広告と違いかけた費用がその都度消化されるのでなくサイトに蓄積されていきWebサイトのボトムアップに繋がる点です。
こうしてSEOにより広告費を削減することができれば、その分の費用を別の事業や企業運営コストに回すこともできます。
(3)ファンを獲得することができ、長期的な関係構築が可能になる
価値あるコンテンツは、自社の専門知識やブランドを伝える手段となるため、ユーザーは企業やブランドに興味を持ち、自社のファンとなる可能性があります。
例えば、化粧品会社を経営している場合、提供するコンテンツとしてスキンケア方法やメイクアップ術などが考えられます。
このような内容のコンテンツは自社の開発研究や知識などの強みを大いに活かすことができ、コンテンツを閲覧してもらうことで顧客にその強みを伝えることができ、顧客の興味を引くことができます。
その結果ウェブサイトや企業への認知度・信頼度が高まり、顧客との長期的な関係構築やブランドの信頼性向上につながります。
3.SEOのデメリット
このように様々なメリットがあるSEOですが、反対にデメリットが存在することも事実です。
その一例として以下のようなものが挙げられます。
- SEOの成果を実感するまでには時間がかかることがある
- 競争が激しい業界では結果を出すのが難しいことがある
- 専門的な意見が必要になることがある
このようなデメリットが生まれてしまう理由としては、SEOについての知識が十分についていないことや、実際にSEO対策をどのように行えばいいかわからないといったことなどがあります。
そこで続いては、具体的にSEO対策にはどのようなものがあるのかについてご紹介します。
SEO対策の種類とその効果を知ることによって、より多くのSEOによるメリットを享受しましょう。
4.SEO対策にはどんな種類があるのか?
具体的にSEO対策は以下の3種類に分けることができます。
- コンテンツSEO
- 内部対策
- 外部対策
順に解説します。
(1)コンテンツSEO
コンテンツSEOとは、ユーザーに役立つ良質なコンテンツ(広告ではない、価値ある情報)を継続的に発信することで、SEOの評価を高める手法です。検索意図に合致した高品質なコンテンツの作成とキーワードの最適化を重視します。
良質なコンテンツはGoogleから高い評価を受け、検索結果上位に表示されるため、より多くのユーザーの目が自社のウェブサイトに集まります。
弊社支援先のpittalabでは、BtoB向けのマッチングポータルサイトを運営しており、コンテンツSEOに取り組んだことで、広告経由での獲得だけでなく、コンテンツを閲覧したユーザーからの問い合わせ獲得に繋がりました。
もともとBtoBの会社の比較を行うことができましたが、「デザイン会社 選び方」などのお役立ちコンテンツを作成することで、情報収集段階のユーザーを獲得することができ、周辺のキーワードが獲得できたことで「デザイン会社」などの単体キーワードの順位向上にもつながりました。
企業の提供しているサービスに関連するお役立ち情報を発信することで、ユーザーが検討段階に進んだ際に、すでにタッチポイントがあることで発注候補として思い浮かびやすくなります。
コンテンツSEOに取り組むことで、獲得キーワードが増え、SEO評価が向上します。結果として、ユーザーへの露出も増加し、売上アップにも繋がります。
したがって、コンテンツSEOはネット社会である現代において非常に有効なSEO対策の1つだということができるでしょう。
コンテンツSEOについて詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
(2)内部対策
内部対策とは、サイト内のコンテンツを対象として行う施策のことです。
具体的には以下のものがあり、ウェブページの品質向上に焦点を当てます。
- HTMLタグ(ウェブページを作るための言語の意味づけ・分類の文字列)の最適化
- 内部リンク(ウェブサイト内のページをつなぐリンク)の構築
- ページエクスペリエンス(ユーザーにとってウェブページの利便性が高いか否かを測る指標)の改善
内部対策を行うことは、検索エンジンにサイト情報を適切に認識されやすくし、より多くのユーザーにウェブサイトを閲覧してもらいやすくなるため、徹底した内部対策を行うことは非常に重要です。
(3)外部対策
外部対策とは、サイト外のコンテンツを対象として行う施策のことで、関連性の高いサイトからの被リンク獲得やSNS、プレスリリースなどを活用して、外部からの信頼性向上を図ります。
被リンクとは、外部サイトから自分のウェブサイトに向けられたリンクのことで、被リンクを獲得することにより、「他者が選んだコンテンツ」として検索エンジンに認知されるため、評価が高くなりやすいです。
またプレスリリースとは、企業や組織が発表する公式文書のことで、新事業・新商品・人事など様々な企業情報がまとめられています。これをメディアがニュースなどとして取り上げることで、自社の認知度や信頼度を高めていくことができます。
このように外部対策とは、他の企業・組織やメディア機関と大きなかかわりを持っています。
5.どのようにしてSEOで検索順位が決まるのか?
上記のような対策をもとにSEOでは以下のようにして検索順位が決まります。
- クロール(巡回)
- インデックス(登録、保存)
- 検索結果の表示
順に解説します。
(1)クロール(巡回)
SEOでは、クローラーと呼ばれるロボットがウェブサイトを発見・巡回して情報収集を行っており、これをクロールといいます。
クローラーは検索エンジンごとに存在し、GoogleはGooglebot、BingはBingbotです。各検索エンジンのクローラーがウェブページを巡回してコンテンツ・画像・ファイルなどを読み込み、収集します。
クローラーは常にウェブページ上を巡回しているため、いかに早く発見されるかが重要であり、そこでSEOの施策である良質なコンテンツの作成や内部対策が必要になります。
(2)インデックス(登録、保存)
クロールした情報は次に検索エンジンのデータベースに登録・保存されます。
ウェブページの情報を整理してキーワード、コンテンツ、リンクなどに関するデータを格納します。
この段階で、ウェブページの品質や重要性が評価され、検索結果のランキングに影響を与えます。
(3)検索結果の表示
ユーザーが検索語句を入力すると、先程述べたインデックスで一致するページが検索ワードに関連度が高いかつ高品質であると判断されたものから上位に検索結果が表示されます。
この際、検索エンジンのアルゴリズムがウェブページの品質、関連性、信頼性を評価し、ランキングを決定します。
ランキングが高いウェブページが上位に表示され、ユーザーに提供されます。
6.SEO対策をする上で理解しておくべきGoogleの考え方とは?
SEO対策をする上で以下のGoogleの考え方を理解することは非常に大切です。
- Googleが掲げる10の事実
- 評価基準「E-E-A-T」
- YMYL
順に解説していきます。
(1)Googleが掲げる10の事実
SEO対策をする上で理解しておくべきGoogleの考え方の1つ目は、Googleが掲げる10の事実です。
これらを理解しておくことは検索エンジンの代表例であるGoogleの仕組みの理解にも繋がり、SEO対策に直接的に役立てることができます。
例えば、サッカーなどのスポーツにおいて、相手チームの特性を知らなければ太刀打ちできません。これと同じように、効果的なSEO対策を行おうと努力したとしても、その対象となる検索エンジンの代表であるGoogleの考え方や仕組みを知らなければその対策は非効率となってしまいます。
よって、これらの10の基本方針を理解することはSEO対策を行う上で必須だといえます。
(2)評価基準「E-E-A-T」
SEO対策をする上で理解しておくべきGoogleの考え方の2つ目は、評価基準「E-E-A-T」です。
E-E‐A‐Tとは、「Googleの検索品質評価ガイドライン」で定義されている良質なウェブサイトを作るための基準のことです。
具体的には以下の要素があります。
(3)YMYL
SEO対策をする上で理解しておくべきGoogleの考え方の3つ目は、YMYLです。
YMYLとは「Your Money or Your Life」の略称のことで、Googleの「検索品質評価ガイドライン」の項目の1つです。これは「人の将来的な幸福や健康、金融にまつわる情報」を指し、Googleは一般的なSEOの基準よりもさらに厳しい基準を定めています。
なぜなら、お金や医療に関する情報が間違っていた場合、その情報をもとに行動したユーザーが多大な損害を被ってしまう可能性があり、ユーザーの人生そのものに影響を与えてしまうからです。
YMYLのSEO対策ポイントとしては、誰が書いた情報なのかや運営元を明確にすること、専門家からの添削や公的情報源からの情報確認を行うことが挙げられます。
このようにYMYLについて理解しておくことで、信頼感のあるコンテンツを作成することが可能となります。
7.SEO対策で上位表示させるには?具体的なアイデアを紹介
それでは具体的にどのようなことをすればSEOで上位表示させることができるのでしょうか?
SEO対策で検索上位を獲得するには以下のようなことが有効です。
- HTMLタグや内部リンク構造の最適化をする
- サイト内の整理によりページの表示スピードを改善する
- 良質なサイトからの被リンクを獲得する
- 検索ニーズを満たすコンテンツを作成する
- キーワードの見直しやコンテンツのリライトをする
順に解説します。
(1)HTMLタグや内部リンク構造の最適化をする
SEO対策で上位表示させるアイデアの1つ目は、HTMLタグや内部リンク構造の最適化をすることです。
HTMLとはウェブページを作成するための言語のことをいい、HTMLタグとはウェブページを作るための言語の意味づけ・分類の文字列のことです。
ページの構造やコードを最適化して検索エンジンが理解しやすくし、コンテンツの内容を適切に検索エンジンに伝えられるため、SEOの効果を高めることができます。
(2)サイト内の整理によりページの表示スピードを改善する
画像の解像度を上げたり、サイト内で使用するファイルを圧縮したり、サイトを構成するソースコードを整理したりすることでページの表示スピードは早まります。
高速なページ読み込みはユーザーエクスペリエンス(ユーザー体験)の向上に寄与し、検索順位に影響します。
(3)良質なサイトからの被リンクを獲得する
他の信頼性の高いサイトからのリンクは、SEO対策において重要です。
信頼性の高いサイトというのは一定の閲覧者数がいるため、そのサイトと繋がりを持っている自分のウェブサイトへのアクセス数も増加すると見込めます。
(4)検索ニーズを満たすコンテンツを作成する
ユーザーの検索ニーズは人によっても違うのはもちろん、そのときの時事や社会情勢によっても変化します。そのような変化に臨機応変に対応し、変化するニーズにこたえながら有益で質の高いコンテンツを提供することが求められます。
(5)キーワードの見直しやコンテンツのリライトをする
よりよいコンテンツの作成には、定期的にキーワード戦略を見直してコンテンツをリライト(書き直すこと)し、アップデートすることが必要です。
結論SEO対策では何をすればよいのか
SEOとは何かについて言葉の定義からメリット・デメリット、SEOの種類や仕組み、考え方などについて解説しました。
また、SEO対策で上位表示させるためには、HTMLタグや内部リンク構造の最適化をしたり、検索ニーズを満たすコンテンツを作成したりすることが重要だと解説しました。
これからSEOに力を入れていくという方からするとやることが多そうで、しかも内容に明確さがないと感じられたと思います。
SEOはGoogleをはじめ検索エンジン側が表示結果をどうするかの方針を完全に明らかにしていません。
なので、どうすれば検索上位に表示されるか明確には分からないのです。
それでも、Googleの方針や、統計的なアプローチでの検索上位が取りやすい施策というのは存在します。
私たちNIBALでは、コンテンツSEOによる集客を軸にウェブマーケティングの支援を行っており、各業種や規模に適したアプローチで価値を提供しています。
専門家として、それぞれの企業やサービスに合った戦略を立案し、実行支援を行っています。
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