【5/27~6/2】日本インフォメーション、Z世代の情報収集・SNS利用に関する調査結果 など
日本インフォメーション、Z世代の情報収集・SNS利用に関する調査結果
引用:Z世代のパソコン所有率、3割未満に/4人に1人が「テレビ番組は見ない」【日本インフォメーション調査】
概要
Z世代:16~27歳、Y世代:28~43歳、X世代以上:44~69歳
日本インフォメーションが実施した調査によると、Z世代のパソコン所有率は約28%で、他の世代と比較して低いことが明らかになりました。デジタル機器の所有に関しては、すべての世代でスマートフォンの所有率が最も高く約9割に達していますが、Z世代の「テレビ」所有率は21.0%、「DVD/Blu-rayプレイヤー」所有率は8.5%と、全体平均を大きく下回っています。
引用:Z世代のパソコン所有率、3割未満に/4人に1人が「テレビ番組は見ない」【日本インフォメーション調査】
情報収集の方法について、Z世代の25.1%が「テレビ番組は視聴しない」と回答しており、Z世代およびY世代はYouTubeを頻繁に利用し、X世代以上はGoogle検索を好んで使用しています。SNS利用では、すべての世代で「LINE」が最も高い利用率を示し、Z世代は「Instagram」を、Y世代・X世代以上は「X(旧Twitter)」を2番目に利用しています。また、日用品関連の商品を購入する際には、Z世代・Y世代は「家族や友人のおすすめ・口コミ」がそれぞれ53.4%、49.0%と最多になっています。一方でX世代は「店頭POPや商品パッケージ」がトップになりました。
ショッピングサイトでは、Z世代・Y世代は「Amazon」を、X世代以上は「楽天」を主に利用しています。特にZ世代女性は「SHEIN」を31.2%の割合で利用しています。動画配信では、すべての世代で「YouTube(通常)」が高い利用率を示している一方、Z世代は「YouTube(ショート)」の利用率が高く、特に男性では42.2%が利用しています。
考察
ターゲットがZ世代である場合、Z世代はパソコンよりもスマートフォンを重視しているため、コンテンツはモバイルフレンドリーであることが不可欠です。スマートフォンに最適化されたWebサイトやアプリケーションの開発が重要になるでしょう。
また、Z世代はテレビ番組を視聴しない傾向が強く、情報収集には家族や友人の口コミを重視しています。これに対応するためには、SNS上での口コミやレビューを積極的に活用する戦略が有効です。
例えば、商品やサービスを利用したユーザーに対して、SNS上でのレビューや体験談を投稿してもらうキャンペーンを実施することが考えられます。特にハッシュタグキャンペーンやフォトコンテストを活用すると効果的ではないでしょうか。
自社のWebサイトやアプリに、簡単に家族や友人とコンテンツを共有できる機能を追加し、商品ページにSNSシェアボタンを設置、ワンクリックで共有できるようにすることも考えられます。
ショッピングに関しては、Z世代は「Amazon」をよく利用しており、特に女性は「SHEIN」に対する支持が高いことから、これらのプラットフォームでのプロモーション活動が効果的です。商品の露出を最大化するために、適切なマーケティングチャネルを選定し、ターゲットに合わせた戦略を練ることが重要です。
関連リンク:Z世代のパソコン所有率、3割未満に/4人に1人が「テレビ番組は見ない」【日本インフォメーション調査】
ユミルリンクら、メールマガジン登録ユーザーの動向調査レポート
引用:登録者が好印象を抱くメールマガジン、「文章の内容や雰囲気が良い」がトップに【ユミルリンクら調査】
概要
ユミルリンクとライトアップは共同でメールマガジン登録ユーザーの動向調査を行い、その結果を発表しました。この調査では、意図しないメールマガジンを受け取った場合の行動として「メールを削除する」が62.2%と最も多く、次いで「メールを配信停止する」が43.1%でした。
ユーザーがメールマガジンを迷惑メールフォルダに入れたり報告したりする理由としては、「登録した覚えのないメールマガジンだったから(56.0%)」が最多で、「スパムと判断したから(49.8%)」が続きました。
引用:登録者が好印象を抱くメールマガジン、「文章の内容や雰囲気が良い」がトップに【ユミルリンクら調査】
好印象を抱くメールマガジンは「文章の内容や雰囲気が良いと感じた時」が43.1%とトップでした。続いて「レイアウトなどが見やすいと感じた時」が38.4%、「デザイン性が良いと感じた時」が35.9%となりました。
考察
ユーザーがメールマガジンを配信停止する主な理由として「自分の興味がない情報ばかり届いた時(81.1%)」と「配信頻度が多いと感じた時(52.3%)」が挙げられています。このため、マーケティング担当者は、ユーザーの興味に基づいたターゲティングを強化し、配信内容をパーソナライズすることが重要です。また、配信頻度についてもユーザーの受け取りやすいペースを考慮し、過度な配信を避けるべきです。
さらに、ユーザーの約4割が「企業やブランドへの好感度が下がった」と回答していることから、メールマガジンの内容がブランドイメージに直接影響することがわかります。そのため、メールマガジンの内容や雰囲気をユーザーにとって有益なものにすることが重要です。具体的には、「クーポン・セール情報・限定販売や先行情報(52.4%)」や「自分にとって役立ちそうな情報(48.0%)」を含めることが効果的です。
また、ユーザーが最も重視するのはメールマガジンの内容や雰囲気であり、見た目によって印象が左右されることがわかります。メールマガジンの文章は、ターゲットオーディエンスに響くようにパーソナライズされ、読みやすく、明確なメッセージを伝える必要があります。
関連リンク:登録者が好印象を抱くメールマガジン、「文章の内容や雰囲気が良い」がトップに【ユミルリンクら調査】