【3/25~3/31】ADKがショート動画に関する調査結果を発表など

2024.04.01

ADKがショート動画に関する調査結果を発表

引用：https://www.adkms.jp/news/20240327-2/

概要

ADK マーケティング・ソリューションズが実施した調査によれば、ショート動画プラットフォームにおける利用実態と広告効果についての結果が得られました。

YouTubeショートやInstagramリールの利用率は、TikTokを上回っており、特に15歳〜29歳の層ではInstagramリールの利用率が高い傾向にあります。また、YouTubeショートはアニメやゲーム、Instagramリールはファッションなど、視聴カテゴリーに特徴があることが分かりました。

一方で、TikTokの視聴頻度と視聴時間は他のプラットフォームに比べて高く、特に若者向けの広告配信や最適化の機会が豊富に存在することが示唆されました。さらに、ショート動画広告では「新しい発見がある」「面白い広告が多い」「広告感があまりない」といった点で高評価を得ています。

考察

この調査結果から分かることは、ショート動画プラットフォームが多様化している一方で、それぞれのプラットフォームには異なる利用者層や視聴動向が存在することです。YouTubeショートやInstagramリールは広告のリーチ性が高い一方で、TikTokは、その視聴頻度と視聴時間の長さから広告効果が期待できるプラットフォームと言えます。ユーザーが頻繁にアクセスし、長時間コンテンツを視聴する傾向があるため、広告が多くの人々に効果的に届く可能性が高いです。さらに、TikTokのアルゴリズムはユーザーの興味や嗜好に基づいてコンテンツを提供するため、広告もターゲットを絞りやすくなります。そのため、企業やブランドがTikTokを広告プラットフォームとして活用することで、効果的なマーケティング戦略を展開できるでしょう。

引用：https://www.adkms.jp/news/20240327-2/

また、「TikTokのユーザーはあまりテレビを見ない」という話を聞くことがありますが、実際にはTikTok利用者の約6割が地上波テレビを「ほぼ毎日」視聴しています。、広告戦略ではカスタマージャーニーを意識したショート動画とテレビの連動や役割分担を考慮する必要があります。さらに、ショート動画広告が新しい発見や面白さを提供することで評価を得ている点は、クリエイティブな広告制作やAIを活用したターゲティングが重要であることを示唆しています。

関連リンク：https://www.adkms.jp/news/20240327-2/

オトナル×朝日新聞社、ポッドキャスト国内利用実態調査の結果を発表

概要

オトナルと朝日新聞社が共同で行ったポッドキャスト国内利用実態調査（2024年3月公開）によれば、ポッドキャストの利用率は全年代平均で15.7%であり、特にZ世代では3割近くが毎月ポッドキャストを利用していることが明らかになりました。

10代の48%が週三日からほぼ毎日ポッドキャストを聴いており、主に聴いているのは「コメディ/お笑い」や「音楽解説」「語学学習」を聴いていると示されています。エンターテインメントとして、リラックスすることを目的として、ポッドキャストを利用しています。

ポッドキャストのプラットフォームとしては、Spotifyが最も利用されており、若年層はaudiobookやYouTube Musicなどのプラットフォームを多く利用していることも分かりました。ながら聴きが主流であり、配信者との距離を楽しむことを目的として活用する声も多く挙がっています。

考察

この調査結果から、ポッドキャストは若年層を中心に広く普及しており、その影響力や広告効果は他のメディアに匹敵するレベルに達していることが分かります。特にヘビーユーザー層や若年層は広告に対するポジティブな反応が強く、商品やサービスに関する情報をポッドキャストから得て行動に移すケースも多いことが示唆されました。

プラットフォーム別に見ると、SpotifyやYouTube Musicが若年層に支持されており、これらのプラットフォームを活用した広告戦略やコンテンツ提供が有効であると考えられます。

ながら聴きが一般化していることからも、ポッドキャストは生活の一部として浸透しており、その利用シーンや習慣に合わせたコンテンツの提供や広告戦略も求められます。継続的な調査や分析を通じて、ポッドキャスト市場の変化やユーザーのニーズを的確に捉えた戦略が必要とされるのではないでしょうか。

製造業の新規顧客獲得に対し費用対効果が高いのは「Web広告」と「SEO対策」

概要

テクノポート株式会社が実施した製造業の新規顧客獲得に関する実態調査によれば、Webマーケティング施策の中で特に効果的で費用対効果の高かったものは、「Web広告」と「SEO対策」であり、それぞれ19.7％の支持を得て同率第1位となっています。

また、新たに試したい施策としては「動画（YouTube）マーケティング」や「SNS広告」が挙がっており、Web広告やSEO対策と合わせて幅広い手法を検討することが重要です。

考察

調査結果から、Web広告とSEO対策が効果的であることが示され、これらの施策に注力する企業が多いことが分かりました。また、ターゲットの明確化や自社の強みをアピールするコンテンツの充実なども重要視されており、効果的なWebマーケティングを行うためには、戦略的な施策の選定やターゲット分析の徹底が必要です。

さらに、新たに試したい施策として動画マーケティングやSNS広告が挙げられていますが、これらの施策は視覚的な要素やソーシャルメディアを活用することで、顧客とのエンゲージメントを高めるための有力な手段となり得ます。具体的には、製造業の製品やサービスの特徴や使い方をわかりやすく説明する動画を制作することで、ターゲットに対して直感的に理解してもらうことができるようになります。このような施策を活用することで、製造業が顧客とのつながりを強化し、新規顧客獲得につなげることができるでしょう。