【6/17~6/23】Google 検索でハッシュタグ検索が可能に など
6/17〜6/23の以下の気になるニュースを紹介します。
SEO:Google 検索でハッシュタグ検索が可能に|日本国内限定
広告運用:TikTok広告にはUGC風が刺さる
BtoBマーケティング:「BtoBマーケ大賞2024」発表
SNSマーケティング:10~50代のインスタユーザーの8割が企業アカウントをフォロー
データ分析:Z世代にとってのいいね欄は人となりを見るもの
その中でも特に、以下のニュースについて解説します。
- Google 検索でハッシュタグ検索が可能に|日本国内限定
- 10~50代のインスタユーザーの8割が企業アカウントをフォロー
Google 検索でハッシュタグ検索が可能に|日本国内限定
概要
最近、日本国内限定でGoogle検索に新たに「ハッシュタグ検索」機能が追加されました。これはユーザーが検索クエリにハッシュタグを付けることで、ソーシャルメディア、YouTube、オンライン雑誌やブログなどの最新コンテンツを検索結果として表示する機能です。例えば「#チョコレート」と検索すると、通常の検索結果に加えて、最新のトレンドやニッチな情報が表示されます。この機能は特に、日本語が単語の間にスペースを挟まない言語構造であるため、表現力豊かなハッシュタグが使いやすいという特徴があります。
考察
このハッシュタグ検索は、特に最新のトレンドを追いかけることが重要な業界においては、ハッシュタグ検索が新たな検索流入経路となるでしょう。
まず、マーケティング担当者は自身の商品やコンテンツに適切なハッシュタグを付けることで、より多くのユーザーにリーチすることができます。ハッシュタグ検索ではタイムリーさが重視されるため、最新のトレンドに即したハッシュタグを活用することが重要です。例えば、新商品の発売やイベントの告知などの際には、その時点でのトレンドに合わせたハッシュタグを使用することで、関連する最新の検索結果に表示されやすくなるでしょう。
また、ハッシュタグ検索を利用することで、通常のSEO戦略では上位表示が難しいクエリに対しても効果的にアプローチできます。例えば、「#SEO」や「#Google」といったハッシュタグを使用することで、ニッチな検索結果に上位表示されるチャンスが広がるのではないでしょうか。
関連リンク:Google「Google 検索の便利な新機能のご紹介 : より正確な天気予報とハッシュタグで検索可能に」
10~50代のインスタユーザーの8割が企業アカウントをフォロー
引用:10~50代のインスタユーザーの8割が企業アカウントをフォロー
概要
ショート動画SNSの運用やインフルエンサーキャスティングを行う株式会社Utakataは、10代〜50代のInstagramユーザーに対して調査を実施しました。調査の中で「Instagramで企業の公式アカウントをフォローしていますか?」との質問に対し、「している」が80.3%、「していない」が19.7%という回答結果が得られました。企業アカウントをフォローする主な理由は、「その企業の商品・サービスが好き」が最多の202票で、続いて「割引やキャンペーンなど発信情報が有益」が102票となっています。また、「Instagramを有効活用しているイメージのある企業アカウント」としては、スターバックスが第1位となりました。
考察
ユーザーが求める情報として「新商品発売・新サービス開始の情報」や「割引やキャンペーン情報」が挙げられていますが、これらを単に一方向的に発信するだけではなく、クイズやアンケート、ライブ配信などを通じてインタラクティブなコンテンツを提供することで、ユーザー参加型のキャンペーンを展開し、ブランドとの双方向コミュニケーションが促進できるのではないでしょうか。
また、ユーザーが企業のアカウントをフォローする理由の多くは、「その企業の商品やサービスが好きだから」です。このため、特にInstagramでは企業が信念や価値観に一貫性のある投稿をすることが重要です。こうした一貫した投稿により、ユーザーは企業の価値観に共感し、自分自身の価値観を表現するシンボルとしてその企業をフォローし続けます。結果として、企業へのエンゲージメントが高まるでしょう。